なかなか「終活」に前向きになれないという方へ

query_builder 2023/12/25
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なかなか「終活」に前向きになれないという方へ。

参考元の記事から、「楽しむことも終活」を実践している方の声をご紹介します。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸さん(63)は、「終活は、終わりではなく始まりだ」と話しています。

退職が迫る3年前、退職をゴールと考えるのではなく、新しいスタートにしようと、自分なりの終活を開始したそうです。

「たとえば、日常の中でワクワクすることを探し出すんです。職場から最寄り駅までいつもは歩いて5分30秒かかっていたのを、きょうは5分を切るぞ、とか。そんなことでもいい」。

毎年、きちんと検診を受ける。何か違和感のある症状が2週間続いたら必ず病院に行くとルールを決める。朝食は必ず食べる。運動のためエスカレーターは乗らず階段で、電車では座らない。

そんなことを意識することも終活だと小林さんは話しています。

一方で、小林さんは60歳からの終活は「少し遅すぎたかな」と感じているそうです。

「50歳くらいから始めれば、理想の形に無理なく行きつけるのではと感じます。たとえば、この先もワクワクして過ごすためには健康が大事。自分の体の衰えに気づき始める50代頃から、健康へのポジティブな目標を掲げるのもいいと思います」

一方で、資産関連の情報については1冊のノートにまとめ、内容を家族に伝えるなど、自分が亡くなった後に対しても備えています。

「終活は自律神経にとっても、いいことなんです。予想外のことが起きると自律神経は乱れてしまいますから。『すべてを想定内にしておくこと』が大事です」。

楽しむことから終活をすることで、やるべき終活にもキチンと取り組めるのかもしれませんね。

(参考元:AERA dot.「楽しむことも終活 「終活は、終わりではなく始まりだ」」https://dot.asahi.com/articles/-/208769?page=1

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